【その他データ集】 ※青字の選手は1968年以降の成績。データ不足のため参考値扱いとする。

現役 2008/12/1現在

【タイ・ブレーク勝率】
精神力を必要とするタイ・ブレーク。この数値が高ければ、強さの印象も強烈である。
ジョコビッチ 69.37%
フェデラー 65.30%
マレー 64.71%
アッシュ64.26%
ニューカム63.28%
1ゴメス63.07%
2サンプラス62.93%
ロディック 61.97%
3マッケンロー61.97%
バグダティス 61.36%
F・ゴンザレス 60.81%
4レンドル60.40%
5エドバーグ59.86%
6ベッカー59.80%
7シュティッヒ 59.01%
8ムスター58.99%
9リオス58.93%
10クーリエ58.73%
ナダル 58.70%
11チェスノコフ58.69%
12ラウル・ラミレス58.62%
13ブルゲラ58.58%
14パナッタ58.54%
15エドモンドソン58.28%
トム・オッカー58.21%


驚きの結果が出た。1990年全仏覇者アンドレス・ゴメスサンプラスを抑えて1位である。
ゴメスってそんなに強かったのか?
ゴメスが優勝した1990年の全仏は、レンドルがウィンブルドンに照準を合わせるために欠場、
ビランデルも欠場という状態で開催された。
しかも一回戦で、第1シードエドバーグと第2シードベッカーが相次いで敗れるという波乱の幕開け。
結局決勝は第3シードアガシと第4シードゴメスの顔合わせとなったわけだが、
どちらかといえば、強かったからゴメスが勝ったというよりも、
本命のいない間に、隙をついて優勝してしまったというような印象だった。
実に15年を経た今、ゴメスに謝罪したい気分だ。

   
本命サンプラスは2位。他、マッケンローレンドルが60%を超えている。
それ以下では、エドバーグベッカーシュティッヒが名を連ねる。
いずれもサーブに自信があり、リターンも優れている選手なので納得の順位だ。
ムスターリオスといったクレーコートスペシャリストがその下に続いている。
この2人はナンバーワン経験者でもあり、精神力が強かったということになるだろう。

   

なんといっても現役ジョコビッチ
暫定とはいえ相変わらずの歴代トップ。素晴らしい。
しかしなんとなんと、今回の集計で遂に70%を切ってしまったのだ。
神通力もここまでか、と先走った考えをおこしそうだが
2位のフェデラーにまだ4%もの差をつけているのだから恐れ入る。

フェデラーの数字ももちろん依然として見事である。
また、マレーが暫定第3位に浮上してきた。
2008年に関してはジョコビッチを上回るタイブレーク勝率であるから
一気にランクアップするのも当然といわねばならないだろう。

他にロディック、バグダティス、F・ゴンザレスなどが相変わらず高い数字を見せている。



【連勝記録】
名前連勝記録達成年
ビラス461977
レンドル441982
マッケンロー421984
ボルグ411980
フェデラー412007
ムスター351995
ナダル322008
レーバー31不明
コナーズ301978
サンプラス291994
クレルク281981
アガシ261995
ナスターゼ251973
クーリエ251992

     
ATPツアーでの連勝記録。
1位ビラスと6位ムスターはクレーコートでのみ樹立した記録。
別にボルグには35連勝、レンドルには31連勝がある。いずれも複数コートにまたがっての記録なので凄い。

2007年、現役フェデラービラスの記録更新に挑んだが、残念ながら達成はならなかった。
フェデラーは2005年にも35連勝を達成している。

※連勝記録は、集計方法や参考にするデータによっていくつか別の記録も存在しうる。
 当サイトでは以前にブログ内で考察を行っているので興味のある方は参照されたい。
 ・1)【ボルグの連勝記録について】(2007/3/5)
 ・2)【ビラスの連勝記録について】(2007/3/6)


《フェデラーの前人未到の記録》

2003年から2005年にかけて、フェデラー決勝で24連勝という前人未到の記録を打ち立てた。
それ以前の記録はボルグマッケンローによる12連勝だったから、驚くべき大幅な記録更新となった。
フェデラー自身でも今後これに迫るのは至難の業だといえるだろう。



【コート別連勝記録】

《ハードコート》
名前連勝記録達成年
1フェデラー562006
2フェデラー362007
3サンプラス341994
3サンプラス341997
5レンドル311986

 
2006年フェデラーが記録を更新した。
更に2006-07年にかけて2位となる記録も作っている。


《クレーコート》
名前連勝記録達成年
1ナダル812007
2ビラス531977
3ボルグ461979
4ムスター401995
5ナスターゼ381973
5ムスター381996

 
ナダルの連勝記録は81にまで達した。
コート別の連勝記録としても最高の数字となった。

《グラスコート》
名前連勝記録達成年
1フェデラー652008
2ボルグ411981
3マッケンロー231982
3サンプラス231996
3サンプラス232000
6コナーズ221983

 
グラスコートは大会数が少ないため更新に時間がかかる。
フェデラーは6年がかりでこの記録を更新することに成功した。


《カーペットコート》
名前連勝記録達成年
1レンドル661983
2マッケンロー651985
3レンドル311986
4コナーズ251974
5マッケンロー241978

 
カーペットの大会は更に数が減っているだけに
今後更新の可能性は低い。

※カーペット連勝記録についても別の記録があるようで
 それについての考察も過去にブログ内で行っている。
 ・【カーペット連勝について】(2007/5/17)
  (ナダルのローマ優勝を取り上げ際の付属記事です)



【ランキング1位在位週】
サンプラス286週
レンドル270週
コナーズ268週
フェデラー237週
マッケンロー170週
ボルグ109週
アガシ101週
ヒューイット80週
エドバーグ72週
クーリエ58週
クエルテン43週
ナスターゼ40週
ビランデル20週
*ナダル15週
ロディック13週
ベッカー12週
サフィン9週
フェレーロ8週
ニューカム8週
カフェルニコフ6週
ムスター6週
リオス6週
モヤ2週
ラフター1週
* 2008/12/1現在継続中

   
上位3人の250週超というのは素晴らしい。並大抵の記録ではないだろう。
ただ、1位サンプラスの記録については、同時代の他の選手たちの不甲斐なさも指摘しておきたい。
他の選手たちは、サンプラスがあまりに強くて歯が立たなかったというよりも、
サンプラスと当たる以前に手軽にボコボコ負けていた感じで、
誰が勝ち上がるのかはその時の調子によって決まるという状態だった。
その中でもしっかり勝ってたサンプラスはやはり凄いということになるのだが、
2位、3位争いを誰がやってるのかわからないという、テニス界全体としては、かなりお粗末な状態だったのも事実だろう。
少なくともコナーズレンドル時代には2位、3位の選手というのが存在していた。
もっとも、サンプラスは誰が相手でも勝てるテニスをしていたので、
仮に2位、3位の選手がしっかりいたとしてもサンプラス本人のキャリアには揺るぎはなかっただろうが。


2008年、フェデラーの連続記録は237週でストップすることとなった。
総合では歴代4位だが、連続記録としては史上最長となっている。

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