![]() |
![]() |
2004.12.11〜12
主催:川井憲次ファン大阪幹部会
協力:憲次力研究所
総参加人数13名(関東より参加:9名)
|
Copyright(C)2004,U-ta the Party division manager |
![]() |
【はじめに】 「川井憲次」ファンによる第1回オフが行なわれてから約5年の月日が流れ、その間にも氏の活躍に伴い様々なイベントや、オフ会が行なわれてきました。
「川井憲次ML」や各公認HPによる活動、交流、「教官」率いる「押井守ML」との合同オフ、毎年恒例になっている「品川のお祭り」そして有志メンバー「憲次力研究所」主導により、川井憲次全CDデータブック「K-とれじゃー」の発行、販売。
そんな中、常に考え続けていたのが「全て首都圏で行なわれている」という事実でした。
「日本中、いや、世界中に川井さんのファンはいるのにいつも関東近辺だけで活動していて良いのだろうか?」 きっかけは今年6月に行なわれた「品川のお祭り」でした。各HPやML等で発言、交流をしていた関西在住の川井ファン「ももんが氏」「ぼうず氏」のお二人が遠方より参加されたのです。 限られた時間の中でも大いに盛り上がり、有意義な時間を過ごした仲間たちが次に「関西でオフを」と考えたのは当然であったと言えるでしょう。 そしてついに関東圏の人間が熱望していた「関西オフ」が「忘年会、喰い倒れオフ」という形で、2004年の締めくくりとして実現します。来年はいよいよ「愛・地球博」が愛知県で行なわれます。 今回の「喰い倒れオフ」をきっかけに、日本中の「距離」を縮めて、「各地域からオフの参加」「各地域への参加」の敷き居を低くできれば、また新たなる展開が見えてくるに違いないと、近所のパン屋さん「オサダ・ベーカリー」のおじさんも言っていました。
川井憲次オフ会 宴会部長 U田
T邦
(「喰い倒れ大阪オフ 旅のしおり」より転載ならばいたしかたありませんな)
|
|
いよいよ待ちに待った「喰い倒れオフ」。 羽田空港は12月1日に第2ターミナルがオープンしたばかり。方向音痴な自分は当日迷う恐れが十九分にあるため、前日は空港に近場なアジトに宿泊。集合は8時半のため、早めに就寝……せずにドラクエをやる。レベル25でトロデーン城を目指していたが、ついつい鋼の錬金釜師と化してしまい、なかなかストーリーがすすめられない。そもそもレべ あー。 6時00分起床。目覚ましBGMは「ネクサス」のサントラだ。前夜に荷物は整えてあったので、音楽がなると同時に飛び起きると同時に布団を畳むと同時に着替えると同時にパンを貪り喰う。ここまで約3分。相変わらず朝はめっぽう強い自分を再認識。あまりに早く準備が整い過ぎたため、なぜか「ガンスリ」の原作を読み始める。原作ではエルザの扱いがヒドイ。これがアニメ版だと生前のフラテッロとしてのエル あー。 6時50分出発。彷徨い歩く予定の時間を考慮しての早めの出発だ。前方に見えるは東京タワー。しかし自分が目指すのは遥か遠く通天閣である。 |
![]() |
|
![]() |
![]() |
「はっねっだっにゅーすかーいほってー」とか歌いながら駅に降り立つ。ここから散々迷う予定が、こともあろうにすんなり現場に到着してしまう。集合時間まであと1時間ある。あまりにもヒマレンジャーなので、同じレンジャーのみーらさんにメールする。
「だからっ!早すぎたと言ってるんだ!」
どうやらウケたらしい。とかなんとか言ってるうちにU田さんを筆頭に続々メンバーが到着。
|
機内では機器類の電源をお切りください。 で、飛行機に乗るのは、フランスワールドカップツアー以来6年ぶり。国内便にいたっては27年ぶりである。ちなみに飛行機が苦手なU田さんは席にかじり付いて硬直している模様。 |
|
![]() |
朝が早かった(夜が遅かった)ので、機内では爆睡。他のみなさんも似たような感じ。窓際のSSさんは景色を堪能したっぽくてうまやらしい。 伊丹空港着。なんか通勤と変わんない時間で大阪に着いてしまうところが凄い。空港を出てバス停へ。上を見上げると吉本っぽいドハデなモノレールが通過。皆で「おおっ! 大阪って感じだ!」と感動を共有する。 なんば行きのバスに登場。今まで「なんば」だと思っていたが、「な」んば、というアクセントだということをバスのアナウンスに思い知らされる。 なんば着。大阪組と感動の再会。と思ったら、別行動で先に合流していたO橋さんも混じっていた。ものすごく溶け込んでいる。山口組(!)の山田さんとはMLでは話していたものの、初対面。感動しすぎて写真撮るの忘れた。 |
|
![]() |
![]() |
大阪!大阪!
|
一次会のお店「蛸道楽」もとい「くくる」。
|
|
![]() |
![]() |
とりあえず乾杯。今回の自己紹介のお題は「好きなアルバム」と「大阪と言えば○○」。私の場合は「めぞん一刻
Music Blend 2」と「大阪タイガース」。そんな中、宴会部長の地位を揺るがす、たか厨さんのブリブリ自己紹介が炸裂した。
|
本場の明石焼き、ロシアンルーレットたこ焼きなどを楽しむ。たか厨さんに痛恨の一撃を喰らったU田さんは、起死回生のルーレット2連発で再逆転。宴会部長の地位を不動の物とした。 |
|
「くくる」を出て、道頓堀見物。グリコの看板に見とれている間に隊列が二分化し、「置いていかれた」と勘違いした我々は、急いで進行方向(だった方向)へ歩を速める。しかし信号に足留めされたため携帯で連絡を取ることに。すると……なんと後ろに居ました。居ましたとも。置いてかれてないで置いてってました。 このようにして方向音痴と言う生き物は「確信的御認識」で奇想天外な行動を取るのです。勉強になりますね。 無事に合流後、日本橋駅より大阪市営地下鉄堺筋線に乗車(実際はよくわかってないので、ここはももんがさんとこからコピペ)。あちらの切符は下地の模様に魔女っぽい萌えキャラが描いてある。大阪おそるべし。 (以下、ももんがさんの日記からコピペ)動物園前駅で下車し、フェスティバルゲートの建物へ出る。そこで、最後にトイレから戻って来たみーらさんを、全員が隠れて脅かす。…って余り成功してなかったようですが。(以上) 大阪プロレスの聖地を拝む。別にこの方たちがエイリアンやプレデターに戦いを挑む、ということではないらしい。 |
![]() |
|
|
憧れの通天閣に到着。「やっぱ通天閣打法だよねー」「通天閣投法もいいよねー」などという会話をしつつ、いざ乗り込む。 二階へ昇るのに専用のエレベーターがある。二階専門! ももんがさんの言葉を借りるならば、まさに「パラダイス」。 二階には展望台へのチケット売り場やお土産屋さん、そしてなぜか古本屋が……。お土産屋には、通天閣とまったく関係ない「じゃりん子チエ」のキーホルダーが。猫派な自分は小鉄のキーホルダーを買……いそうになり、思いとどまる。 チケットを買って展望台へ。高い所が苦手なU田さんは、また青ざめている、いや、変な汗を流している模様。 展望台の景色はこんな感じ。 うむ、満足満足♪ |
|
![]() |
![]() |
通天閣を後にし、日本橋方面へ向かう途中の警察署の壁に素晴らしい垂れ幕が。
|
ついに到着「大阪のアキバ」日本橋でんでんタウン! 自分は二度目の訪問。ああ、この安堵感、郷愁たるや……アキバに居るときといっしょー。 |
|
![]() |
一座は大阪名物「ガンダムズ」へ。等身大ガンダム看板を拝む。そして、見よ!この見渡す限りのザク!ザク!ザク!ウォーリア。そして一座は各々の欲望を満たすため、ぼうずさんの「散!」の一声とともに一時かーいさん、もとい解散することに。 さっそくガンダムズ探訪。東京ではとんと見掛けなくなったVガンのプラモの充実振りたるや! とりあえず最近ザく系に凝っているので、ゾロアットを買う(ホント見掛けないんだわ、ゾロアット)。ザンスカール帝国の主力MSで、ゾロより先にロールアウトしているのに、なんでゾロより名前長いんでしょう? ゴジラより先にメカゴジラがあるみたいな感じで、ひじょーにギモン。店内を一通り回って入り口にもどると……誰も居ない。そりゃそっか。仕方なく以降は1人で廻る事に。 |
|
![]() |
![]() |
川井さんは「最近のアキバは部品屋が少なくなって寂しい」とおっしゃっていたそうなので、それらしきモノを撮ってみました。いかがなものでしょう?
|
|
![]() ![]() |
で、「CD」という文字をを見つけたら片っ端からその店に入る。あちらのチェーン店「DISC PLAZA」にて水谷優子のアルバムを発見。もしやと思って手に取って見てみると、なんと「ジリオン」の曲が入っている! しかもニューバージョン! こんなこともあろうかと持ってきた「K-TREASURE 川井憲次 全CDデータブック」を取り出して確認。やはりリストにない。これは次回に反映しなくては! 日が暮れるも、さらに探索は続く。アキバと違って、LD-BOXをバラして売ってたりする。そんな中「魔神英雄伝ワタル」の最終決戦4部作を収録したvol.11を発見! しかも800円! 即ゲット。LDでもDVDでもBOXでしか出ていなくて、LD発売時は中学生で買えなかったし、ようやく出たDVDはジャケがけちょんけちょんなので買う気が失せたので。ラッキ〜♪ |
|
![]() |
ふたたび合流し、道頓堀のお好み焼き屋「和来」へ。とりあえず乾杯。みーらさん、山田さん、yagさんと同じテーブルに着く。山田さんに山口の川井ファン事情などをお聞きする。山田さんはみーらさんとともに日本橋探索をしていた模様。yagさんもお久し振り♪ 一方、O橋さん、U田さん、ぼうずさん、ヨシダさんのテーブルは「酷道」の話で盛り上がっていた。 真ん中のテーブル、SSさん、たか厨さん、ももんがさん、ヨシカワさんの机は「ボケ役」が不足していたため真面目な会話が展開されていた。 U田さんや自分は折を見て席チェンジ。色んなとこにお邪魔する。ぼうずさんは「ネクサス」が一話完結の勧善懲悪モノでないのが不満らしい。ヨシダさんはクロムチェスターγが空を飛ぶのが許せないらしい。 そんな折、なにやら「ガンドレス」の話題で盛り上がる。ちなみに川井さんも「ガンドレス」はお好きなようで。自分も川井さんにすすめられたのでDVD買っちゃいましたよ。 |
|
「和来」を出て、カラオケ屋へ。たじいもさんが合流。ほとんどの人がたじいもさんと初対面なので、自己紹介の前に「誰が誰だか当てるクイズ」開始。U田さん、みーらさん、自分は、なぜか(いや、もっともな)すぐに当てられる。 宴会部長U田さんの提案で、自己紹介は「イノセンスで好きな台詞」も喋ることになる。「キルゾーンに踏み込んでるわよ」や「そろそろ現実的な話をしませんか」や、あまつさえガブのモノマネまで先手を打たれる。自分は「……たすけて」と言うのがせいいっぱいだった。しかし、その後、U田さんの「広東語オペレーター→脳が焼き切れて死ぬ」が飛び出し、一堂爆笑の坩堝。 謡の方は、やはり川井さん縁りのモノが次々飛び出すババンバン。「真実の扉」「乱馬ダ☆RANMA」「果たし合いカナ?」などが謡われる中、みーらさんは「ドリルでルンルン クルルンルン」や「天罰エンジェルラビィ」などを炸裂させ、確実に皆の脳髄を侵食していった。あとは「Kとれ」にウラシマンネタを書いたももんがさんへ捧げるべく、U田さんと自分のデュオで「ミッドナイト・サブマリン」が謡われた。ヨシカワさんとみーらさんの連発「ハニー」や、たじいもさんの「ゆわっしゃー」も強烈。そんな中、山田さんが電車の都合で途中退場。 山田さんを見送った後、自分が「ネクサス」の「英雄」を入力。皆で盛り上がる。そしてこの日、何度かオイシイ選曲をかっさらっていたSSさんが「イノセンス」を入力。皆で合唱するも、英語がうまく発音できずに、気分的にどんどん哀愁が満ち満ちていくという、ある意味情感たっぷりな「ほろみー」になった。最後は「BLUE SEED」の「まつりうた」を合唱し、しんみり終わる。 |
しかしまぁ、ゴダイゴの「999」のサビをマスターしている人があれだけ集まって謡うっつーのは気持ちのいいもんですやねぇ。 「乱馬ダ☆RANMA」は、今度時計廻りとか順番決めてやりましょう。 |
|
![]() |
無事チェックイン。それぞれが個室に消える。安さを追求したため、バス、水道等が共通。自分は共同の風呂なんて学生の時以来だったので、様々なボケをかます羽目に。 部屋にもどり、とりあえずテレビを付ける。せっかくなのでお笑いの番組などを観る。ゾロアットを組み立てようかとも思ったが、さすがに疲れていたので寝る。 |
|
店を出ると終電がヤバゲ。とくにO橋さんとヨシカワさんのホテルはチェックインが1時までなので大変だ。そして我々の宿泊先も「どーやって行けばええねん」ってな感じなので、地元民のももんがさんが案内してくれることに……。もう、至れり尽せりで感謝という言葉だけじゃ足りません。
|
この直後、眠りについた自分を激しく後悔させる出来事が起こっていたことを、このときの誰もが知る由もなかった。
つづく!
|