【フェデラー最強説】
現役最強のテニス選手は誰か!〜ATP現役男子プロテニスデータ検証〜

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ここでは【収集データ】で取り扱っている全ての現役選手を対象としている。
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※ここで取り上げているデータはあくまでも【収集データ】で取り扱っている選手が対象です。
現役選手全てに対する集計結果でないことはご承知下さい。
他に優秀な成績を収めている選手がいる可能性があります。
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気になる選手や成績の良い選手などがいれば気軽にお知らせ下さい。
以下、データは2010/2/1時点のもの
【生涯成績】
《生涯勝率》
| 1 | ナダル | 81.47% |
| 2 | フェデラー | 80.94% |
| 3 | ロディック | 75.88% |
| 4 | ジョコビッチ | 75.21% |
| 5 | マレー | 74.67% |
| 6 | ヒューイット | 74.12% |
| 7 | ツォンガ | 69.23% |
| 8 | ナルバンディアン | 67.40% |
| 9 | デル・ポトロ | 66.82% |
| 10 | F・ゴンザレス | 65.55% |

ナダルがフェデラーを抑えて1位になっている。
ただしナダルは半年で0.5%以上も数字を下げている。

3位のロディックは本当に息が長く安定した選手だ。
元No.1という観点から、随分前に力の落ちた選手という評価になりがちだが、
むしろこの長年の安定感こそが彼の真骨頂なのかもしれない。

ジョコビッチとマレーが一気にヒューイットを抜き去り、4位と5位に浮上した。
逆に数字をじわじわと落としているヒューイットには再度の奮起を期待したい。
それ以下ではツォンガが70%目前にまで迫っている。
またデル・ポトロも今回の集計でトップ10入りを果たした。
ニューフェイスがベテラン組を押し始めてきたように感じる。
それを象徴するかのように、前回の集計で10位であった元No.1のフェレーロが
11位と欄外にはじき出されてしまった。
8位のナルバンディアンも、一見若手の中に食い込んでいるようだが
全く試合に出ていないために数字が動いてないというだけである。
《生涯勝利数》
| 1 | フェデラー | 688 |
| 2 | モヤ | 573 |
| 3 | ヒューイット | 524 |
| 4 | ロディック | 516 |
| 5 | ハース | 461 |
| 6 | フェレーロ | 421 |
| 7 | ナダル | 409 |
| 8 | ダビデンコ | 384 |
| 9 | ロブレド | 378 |
| 10 | リュビチッチ | 377 |
サントーロやサフィンの引退で上位陣の顔ぶれにも変化が現れている。

それでもフェデラーの1位は不動だ。

2位は今や大ベテランのモヤだが、残念ながら前回の集計からは一つも数字を伸ばしていない。

3位と4位にヒューイットとロディックが付けている。
今後はもはやこの辺の選手ががベテランという事になるだろう。
さすがに勝利数ともなると、より若い世代はナダルを唯一の例外として名前が出てこない。
ナダル世代のNo.2ともいうべきジョコビッチでも267勝で集計選手中21位と遠く枠の外だ。
《生涯タイトル数》
| 1 | フェデラー | 62 |
| 2 | ナダル | 36 |
| 3 | ロディック | 28 |
| 4 | ヒューイット | 27 |
| 5 | モヤ | 20 |
| | ダビデンコ | 20 |
| 7 | ジョコビッチ | 16 |
| 8 | マレー | 14 |
| 9 | ハース | 12 |
| | フェレーロ | 12 |
上位4人の顔ぶれは予想通りだが、今回は初めてロディックがヒューイットを上回った。
ここ数年、両者はあらゆる分野で互角の成績を残していたが、長いヒューイットの低迷により
去年辺りから次第にロディックが前を行くようになってきている。

今回の集計で一番数字を伸ばしたのはダビデンコだ。
前回の14から一気に6つもポイントを伸ばしている。
1つ差にまで迫っていたジョコビッチに追いかれるのも時間の問題だろうと思われたが
逆に引き離してしまった。
【グランドスラム成績】
《グランドスラム勝率》
| 1 | フェデラー | 87.84% |
| 2 | ナダル | 85.34% |
| 3 | ジョコビッチ | 77.78% |
| 4 | ロディック | 75.86% |
| 5 | ヒューイット | 75.14% |
| 6 | マレー | 73.44% |
| 7 | ツォンガ | 72.97% |
| 8 | ナルバンディアン | 72.90% |
| 9 | フェレーロ | 71.88% |
| 10 | デル・ポトロ | 68.89% |

ここ数年タイトルを総ナメしている両者がダントツの数字であるのは当然だと言える。

数字では上位2名に大きく水をあけられているがジョコビッチが
長いキャリアを誇るロディック、ヒューイットを抑えて3位の座にいる。

またその下には前回の9位と10位から一気にジャンプアップしたマレーとツォンガが付けている。
若手の活躍がベテランのそれを上回っていることを強く印象付けられるデータといえるだろう。

10位に顔を出したデル・ポトロも若手の象徴だ。
しかし、全米優勝で数字を上げたのは事実ではあるが、勝率は70%に届かず、
ランクインもサフィンの引退による繰り上げの感は否めない。
まだこれからの選手だろう。
《グランドスラム勝利数》
| 1 | フェデラー | 195 |
| 2 | ヒューイット | 130 |
| 3 | ロディック | 110 |
| 4 | ナダル | 99 |
| 5 | フェレーロ | 95 |
| 6 | ハース | 90 |
| 7 | モヤ | 78 |
| | グロージャン | 78 |
| | ナルバンディアン | 78 |
| 10 | ロブレド | 74 |

フェデラーが200勝目前となっている。これは歴代4人しか達成していない快挙だ。
早くも次の全仏で記録達成がかかることになる。

ナダルも100勝目前だ。やはり若い世代では別格の成績である。
生涯勝利数と同じで表中のメンバーはナダルを例外としてベテランばかりとなっている。
ただしその下を見ると、71勝で11位タイのダビデンコ、F・ゴンザレスに続き
70勝で13位の場所にジョコビッチがつけている。
おそらく今年中には表中にランクインしてくるのではないだろうか。
【コート別成績】
《ハードコート勝率:70%以上》 ※インドアハードは含まず
| 1 | フェデラー | 83.04% |
| 2 | ジョコビッチ | 79.72% |
| 3 | ナダル | 77.94% |
| 4 | ロディック | 77.33% |
| 5 | マレー | 75.00% |
| 6 | ヒューイット | 74.07% |
| 7 | デル・ポトロ | 71.72% |
| 8 | ツォンガ | 70.27% |

フェデラーの1位は予想通り。

ジョコビッチが80%に限りなく近づいているのも印象的だ。
ハードコートで80%といえば名選手という印象が俄然強くなる。
その他、ここでも若手の台頭が著しい。
まずマレーがヒューイットを抜いて5位に浮上しており、
デル・ポトロとツォンガも見事70%の大台に乗せてきた。
《クレーコート勝率:70%以上》
| 1 | ナダル | 91.88% |
| 2 | フェデラー | 77.05% |
| 3 | フェレーロ | 73.43% |
| 4 | ジョコビッチ | 72.92% |
| 5 | F・ゴンザレス | 71.50% |
| 6 | モヤ | 70.59% |
| 7 | ロブレド | 70.45% |

ナダルが当然の1位。もはやコメントのしようがない。

前回3位に躍り出たジョコビッチだったが、今回は再びフェレーロに交わされる形となった。
少々地味かもしれないがこの争いを今後追ってみるのも面白い。
70%に達していないところでは、
ヒューイット(68.75%)、ナルバンディアン(67.65%)、デル・ポトロ(67.35%)、ロディック(66.36%)
といったクレー巧者でない選手が続いているのは興味深い。
むしろ若手にクレー巧者といえる選手が見当たらないのが印象的だ。

※因みに諸般の事情で今回の集計に含まれていないソデルリングだが、
何といってもナダルを下して準優勝にまで昇り詰めた2009年全仏のイメージが強い。
さぞや凄いクレー巧者なのかと思いきや、意外にもクレー勝率は54.44%であり、
グラス勝率(57.14%)よりも低くなっている!
驚きのコルダ&カフェルニコフ現象を体現している選手だと言えるだろう。
(コルダ、カフェルニコフの詳細は【コート別勝率】の最下段を参照)
《グラスコート勝率:70%以上》
| 1 | フェデラー | 88.00% |
| 2 | ロディック | 82.14% |
| 3 | ナダル | 81.58% |
| 4 | ヒューイット | 80.17% |
| 5 | マレー | 79.07% |
| 6 | アンチッチ | 74.07% |
| 7 | ジョコビッチ | 73.53% |
| 8 | ナルバンディアン | 70.97% |

フェデラーの数字はダントツ。これもコメントのしようがない。
上位陣の顔ぶれはほぼ不動である。
ただ、アンチッチとナルバンディアンに関しては最近の不出場が気になるところだ。
クレーで高い勝率を残したままほとんど試合に出ないで引退してしまったコリアの姿が頭をよぎる。
その他、ガスケ(69.77%)、ベルディフ(69.44%)、カルロビッチ(69.09%)あたりが、
惜しくも70%に届かず表外になっている選手だ。
《インドアコート勝率:70%以上》
| 1 | マレー | 81.32% |
| 2 | フェデラー | 77.78% |
| 3 | ロディック | 75.86% |
| 4 | ヒューイット | 74.12% |
| 5 | ナルバンディアン | 72.64% |
| 6 | ツォンガ | 71.15% |
| ※ | ソデルリング | 70.94% |
| 7 | ジョコビッチ | 70.73% |
2009年以降集計方法を変えた項目である。
以前はカーペットのみの集計だったため2000年以降は試合数が少なすぎて参考にならなくなっていたが
カーペットとインドアハードを
集約したことでより確実なデータの収集が可能となった。

現在のインドアのエースはマレーだ。
唯一の80%を記録している。

また、今回はジョコビッチが70%を記録して見事にランクインを果たした。
これによりジョコビッチはフェデラー以外で唯一、
全てのコートで70%を記録している現役選手となっている。

※諸般の事情で今回の集計に含まれていないソデルリングが、70.94%と驚きの高勝率を見せている。
一応現在は集計外選手であるため参考値扱いとしているが、試合数が少ないなどということはなく充分に立派な成績である。
参考までにソデルリングはアウトドアハードが52.34%という非常に低い勝率となっている。
意外なクレー勝率の低さといい、実にカフェルニコフライクな選手だ。
(カフェルニコフのコート別勝率については【収集データ】または【90年代のトップランカー】を参照)
【各種データ】
《タイブレーク勝率:57%以上》
| 1 | フェデラー | 65.93% |
| 2 | ジョコビッチ | 65.77% |
| 3 | ロディック | 63.53% |
| 4 | マレー | 62.50% |
| 5 | ツォンガ | 60.82% |
| 6 | バグダティス | 59.05% |
| 7 | F・ゴンザレス | 58.75% |
| 8 | ナダル | 57.99% |
| 9 | モヤ | 57.40% |
| 10 | グロージャン | 57.20% |
| 11 | ロブレド | 57.08% |
| 12 | ナルバンディアン | 57.06% |

さて、今回の集計で、最も「パンパカパーン」なデータがこの現役選手のタイブレーク勝率といえるのではないだろうか。
これまで悪魔的なハイスコアを叩き出していたジョコビッチが、遂に2位に転落することになった。
一時は75%以上の勝率であったから、随分と落ちてしまったことになる。
しかし、仮に60%というハイレベルな戦いをしていても落ちる程の数字なのだからある程度はやむを得ないだろう。
代わって1位になったのはもちろんフェデラーだ。
もうずっと60%の遥か上を記録し続けているのだから本当に恐れ入る。
とはいえ、そんなフェデラーも今回の集計では前回よりほんの少し数字を落としているのだ。

そんな2人の影に隠れながらもずっと3位を死守し続けているロディックの存在も忘れてはならない。
本当にこの選手はあらゆる項目で安定した成績を収めつづけている。
ついついフェデラーとの比較で地味な印象を持ってしまうのが申し訳なく思えるほどだ。
その他、バグダティス、ゴンザレス、グロージャンなど、一時60%台を記録していた選手達が、
じわじわと数字を下げているのは印象的だ。やはりキャリアが重なってくると60%台のキープと言うのは難しいのだろう。

代わってマレー、ツォンガといった若手が60%を記録してきているのは、
今回の集計における象徴的なパターンと言えるだろう。

前回の集計では48.28%と思わぬ低さで意外な弱点をさらけ出した感のあるデル・ポトロだったが、
今回はなんと55.56%と驚くほど数字を上げてきている。
そこで、2009年以降のタイブレーク勝率を調べてみると、実に63.33%という好成績だった。
伸び盛りの若い選手が如何に急激な変化を遂げるかがよくわかる興味深いデータと言えるだろう。
むしろ、このままどんどん数字を伸ばしてくるのではないかという期待も持てるように感じる。
同じく前回の集計で48.15%と集計選手中最低勝率を出していたシモンも、今回は50.53%と幾分回復を見せている。

※3度目の登場。
諸般の事情で集計データに含まれないソデルリングは、タイブレーク勝率47.09%と実質最低勝率をマークしている。
(因みにカフェルニコフは55.96%とまずまずの成績なので、この項目に関しては両者はあまり似ていない)
ソデルリングは実に面白いデータの持ち主だ。諸般の事情で正式な集計データ入りさせられないのが勿体無い。
他にはD・フェレール(47.29%)、ガスケ(49.25%)、カルロビッチ(49.71%)などが50%以下の低い数字の選手となっている。
ガスケなどはサーブもストロークもいいのでこの低い数字は意外だった。
《5セットマッチ成績:70%以上》 ※5セットマッチのデータはATPではなくTennis Cornerより引用
| 名前 | 勝利 | 敗戦 | 勝率 |
| 1 | ツォンガ |
2 |
0 |
100% |
| 2 | モンフィス |
5 |
1 |
83.33% |
| 3 | ナダル |
12 |
3 |
80.00% |
| 4 | ジョコビッチ |
8 |
3 |
72.73% |
| 5 | ロブレド |
10 |
4 |
71.43% |
| | アンチッチ |
10 |
4 |
71.43% |
| 7 | D・フェレール |
12 |
5 |
70.59% |

前回の集計時点では5セットマッチを一度も体験していなかったツォンガが
今回2戦を経験し、いずれも勝利を収めたことで見事100%をたたき出している。
前回1位のモンフィスはこれにより2位になった。
3位のナダルは試合数を考えれば現在の5セットマッチ王と言えるかもしれない。
またナダルと並ぶ5セットマッチ王であったD・フェレールは今回の集計で少し順位を下げてしまった。
フェデラーは15勝11敗(57.69%)で、そう大きな数字ではないが
以前50%を切っていたこともあったので随分と回復してきてると言えるだろう。
試合数の多い所では、
ヒューイット:26勝13敗(66.67%)
フェレーロ:20勝10敗(66.67%)
ハース:19勝15敗(55.88%)
モヤ:16勝16敗(50%)
などがいる。
低調な記録としては、J・ブレークが4勝13敗(23.53%)、
カルロビッチが2勝12敗(14.29%)などとなっている。
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