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カメルーンvsドイツについて
ドイツは一人少ない状況で2-0と完勝。
底力を見せ付けた格好になりました。
「逆境に勝つ」これはドイツのお家芸です。
ただ今大会に関しては、退場で人数が少なくなっても
決して不利なゲームにはならないという現象が
ドイツに限らずいくつのチームで起きています。
フランスvsウルグアイではアンリが退場になった後
フランスが押しまくってましたし、
パラグアイvsスロベニアでは
パラグアイが退場者を出した後に1点取られて
万事休すというところで3点を取り返して逆転しました。
カメルーンはアフリカ最強メンバーを揃えて望んだのですが
一歩及ばずという感じでした。
チームとしては魅力的だっただけに残念です。
カメルーンの弱点が守備だというのははっきりしています。
この試合でもガチガチに守ったドイツをこじ開けようと
攻撃に人数を裂き、結果カウンターを食らって失点をしてしまいました。
ノーガードの打ち合いならどこにも負けないんでしょうが、
ドイツも素早く4-4-1にシステムを変えたことで完璧な守りを見せました。
ドイツ選手のこの辺りの適用力は流石といえます。
しかし、試合をだれさせた最大の原因は審判でしたね。
選手たちも確かにエキサイトはしていましたが、
主審はそれを抑えるのが仕事のはずなんです。
冷静にコントロールしないとダメな状況にあって、
主審が一番エキサイトしていました。
フランスvsウルグアイでも審判の意味不明な判定がありました。
結果としてこれは面白い試合になったのですが、
ドイツvsカメルーンの場合は逆になりました。
特徴的だったのは、ゴール前でカーンとソングが接触したときです。
カーンがソングに乗っかる形になりました。
ソングはすぐさまカーンを引っつかんで抗議しました。
この2人は両チームのキャプテンです。
味方選手をなだめなければいけない立場です。
主審としては2人を呼んで、
落ち着くように促さなければならなかった場面です。
両キャプテンを落ち着かせることで、
チーム全体のピリピリムードを解消させるべきだったのです。
しかし、このときの主審の取った行動は単純に両者にイエローカードでした。
これじゃ試合もまとまりません。
その後もちょっとしたファールでガンガンイエローを出し、
最終的にはイエロー16枚、退場者2人という
とんでもなく荒れた試合になってしまいました。
審判問題はいつも話題になります。
今大会もいくつか誤審とおぼしき判定がありました。
公平を期すために各国から審判を集める必要があるのですが、
しかし、さすがにリーグのレベルによって審判の質は違います。
イタリアのコッリーナさんなんかはコントロールがうまいです。
あの荒れそうだったイングランドvsアルゼンチンをきれいにさばいてました。
試合自体のレベルアップにもつながるでしょうから、
審判問題ももう少し取り上げられてもいいのかもしれません。2002.06.13
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